【体験レポ】簡単、本買取りの査定結果(バリューブックス)ー断捨離やご自宅の整理をお考えの方へ

娘の大学受験が終わり、使い終えた参考書がたくさんあったので、本の買取サービスを利用してみることにしました。
今回選んだのは「バリューブックス(VALUE BOOKS)」の宅配買取サービスです。このサービスを知ったきっかけは、楽天ブックスで本を購入したときに、送料無料&500円分のクーポンをもらったことでした。
送った本は、受験で使った参考書のほかに、子どもが小さい頃に読んでいた本や、私自身がもう読まなくなった本など、長いあいだ本棚に眠っていた古めの本がいろいろ混ざっています。
まず結果からお伝えすると、全部で138冊送って、65冊が買取対象となり、6,716円でした。実際の画像を使い、自宅にいながら手軽に手放した体験を、忖度なしのリアルな感想とともにお伝えします。
バリューブックスってどんなサービス?
バリューブックスは、自宅から手軽に本やCD、ゲームを売れる会員制の古本買取サービスです。本をまとめて玄関で渡すだけ。送料は一箱500円、査定後のキャンセル料・返送料は無料(※一部除く)。おためし査定で事前に価格も確認できます。
本を送る前に査定額を確認
本の裏表紙の「バーコードスキャン」をするとその本の査定額が出ます。本の背表紙で査定もできるので、本棚丸ごとスキャンして査定する「本棚スキャン」もできます。今すぐ売りたい本の値段がどのくらいか事前に調べられるので、買取りに出すか迷ったらまずは調べてみるのがおすすめです。
これが結構楽しいです。受験を終えた娘と「この本は…100円だ!こっちは…50円!」という具合に盛り上がりました。意外な本が高値をはじき出したりして面白いので、みなさんも一度試してみてください。
バリューブックス(VALUE BOOKS)おためし査定3つの使い方
利用の流れ
①ネットで申し込み
まずは、バリューブックスの公式サイトから買取の申し込みをします。申込みフォームに必要事項を入力し、身分証明書をアップロード。これは『古物営業法』という法律で定められているために必要な手続きです。
個人番号や保険証番号、免許証番号などの重要な情報は、見えないように隠してアップロードします。
② ダンボールに本を詰める
自分で用意したダンボールに本を詰めます。重さは25キログラムまでです。
※本は立てて詰めると傷つきやすくなります。平積みにして隙間がないように大きいサイズの本を下にして、だんだん本のサイズが小さくなるように積んでいきます。
段ボール全体に、まずエアマットを敷くと安心ですが、私は家にエアマットがなかったのでビニール袋と新聞紙を敷きました。隙間には新聞紙やチラシ、ネット通販で買ったときに入ってきた緩衝材を活用しました。
③ 宅配業者が集荷に来てくれる
指定した日にヤマト運輸が自宅まで集荷に来てくれます。伝票は不要で、自分で準備する必要はありません。
※今回わたしは送料無料クーポンを使ったので送料はかかりませんでしたが、通常は1箱あたり500円なので、できるだけまとめて詰めたほうがお得です。
④ 査定結果がメールで届く
私の場合、荷物を送ってから6日後に査定結果のメールが届きました。他の方の体験談では、2日ほどで結果が出たという声が多いので、冊数やタイミングによって違いがありそうです。(ちなみに私は138冊を5箱に分けて送りました)
バリューブックスの公式サイトには、年度末やゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの繁忙期は査定に時間がかかることがあると書かれていますので、時期によっても違いがあるようです。
⑤ 承認後、すぐに入金!
査定金額を確認して承認すれば、すぐに入金されます。
買取りに出した本がこちら





全23巻セットで外箱付き、しかも中身はほとんど新品同様。
というのも、実はうちの子供たちにはまったく刺さらず
…結局ほとんど読まれなかったからなんです(笑)

(箱に少し余裕があったので、実際には数冊追加しています)。
※写真では本が立ててありますが、発送時は本が傷まないように
横にして平らに詰めています。
メールとマイページでやりとり出来て安心



(これは全14ページの最初の2ページです)
査定結果

こちらが今回の査定結果です。
全部で138冊送って、65冊が買取対象となり、6,716円になりました。
買い取られなかった本も引き取ってもらえたので、家の中がすっきりしたので満足です!
ちなみに私が目玉商品だと思っていた「少年少女日本の歴史」はなんと! 全部で40円でした(;_;)。
使ってみた感想
残念だった点
・送料が1箱500円かかるため、少量の本や低価格本の場合は手取りが減る
・事前査定額と実際の買取額に差が出ることがあり「思ったより安かった」と感じるものもある
(※事前の写真撮影での査定額は、本の状態を「おおむね良好」と仮定した金額なので差が出ることがある/公式ホームページQ&Aより抜粋)
・段ボールや梱包材は自分で用意する必要があり、宅配買取キットがない

良かった点
・店舗に重い本をもっていく手間なく、自宅で梱包して待つだけなので非常に楽
・事前にバーコードスキャンや本棚の写真撮影でおおよその査定額が確認できる
・どの本がいくらだったのか、買取り本の査定額が全部見れる
・査定から入金までがスピーディー
・査定額に満足できなかった場合の返送料無料なので安心して申し込める
※査定結果の確認を省略し、すぐに入金するスピーディーな買取り「ソクフリ」を希望する場合は返送不可
・キャンペーンや買取価格アップ期間があり、そのタイミングを狙うとお得に売れる
・買い取ってもらえなかった本も無料で引き取りOK
・教育系の本(参考書や赤本、辞書等)の買取額が高い印象

リアル感想まとめ
実際に利用してみて、私が「これはよかった!」と感じた点は大きく2つあります。
まずひとつめは、面倒だった本の処分がとてもスムーズにできたことです。段ボールに本を詰めて玄関で渡すだけで手続きが完了し、あっという間に部屋もスッキリ。しかも、ちょっとしたお小遣いにもなって、一石二鳥でした。
ただし、新品同様の本や価値のある本でも、市場に多く出回っているなどの理由で買取価格が低くなることがあります。大切な本は無理に手放さないか、フリマアプリなどでの販売を考えるのも良いと思います。
そして、もうひとつ心に残ったのは、本がただの「ゴミ」にならないということです。通常、買い取れなかった本は古紙としてリサイクルされますが、バリューブックスでは「捨てたくない本」プロジェクトを通じて、本を病院や学校などの施設に寄付したり、無印良品と連携して店舗で販売につなげたりと、本を次の読み手へ届ける工夫をしているんです。
「もう読まないけれど、捨てたくない本」が、どこかで誰かの手に渡り、また新しい物語が始まる。そんな循環の一部になれたことも、このサービスを利用してよかったと思える大きな理由のひとつです。
ありがとうございました。